今までに見たこともないような、新しいタイプの通信教育「ワンダーボックス」について、基本の内容や気になるデメリットも含めたホンネの口コミをこのブログに全てレポートしています。
ワンダーボックスの基本情報
| 対象年齢 | 4歳~10歳 |
|---|---|
| 料金 | 通常入会:3,700円 紹介コード有:3,390円 ※年間一括払い |
| 届く教材 | アプリワークブックキットビッグペーパー |
【きほんの「き」】ワンダーボックスって何??
ワンダーボックスはワンダーラボ(旧花まるラボ)が作った全く新しい通信教材で、特徴は下記の通りです。
ワンダーラボは、大人気アプリ「シンクシンク」や子供たちが進んでやりたがる問題集「なそぺ~」などを作成した、いわば「子供たち」や「問題作成」のプロ。
そんなプロ集団が考え抜いて作成した、今までの通信教材とは全く違った新感覚な教材です。
なんだかワクワクしちゃいますね!
とにかく子供の「やってみたい!」「おもしろそう!」を引き出す仕掛けが満載です。
ワンダーボックスは「デジタルとアナログのハイブリッド」教材。
そのため、教材は毎月配信される8~10のアプリのコンテンツと、お届け教材に分かれます。
内容が盛りだくさんなので、まずは実物教材を口コミしながらレポートします!
※内容は毎月変更になりますので、記載の写真と同じものが現在配信されているとは限りません。
ワンダーボックス実物教材の口コミ!
実物教材として毎月届くのは、4種類あります。
口コミと共に内容をレポートしていきますね!
①ワークの口コミ
②ペーパーコンテンツの口コミ
③トイ教材の口コミ
④お届けBOXの口コミ
↑クリックすると気になるところにジャンプします。
①ワークの口コミ
さてワンダーボックスのワーク、その名も「ハテニャンのパズルノート」です。
可愛いですよね、はてにゃん。こちらは年齢別の教材になっています。
中身のイメージとしては、ワンダーラボが出している「なぞぺ~」とイメージは似ているかもしれません。
毎月テーマが変わりますよ。
このワーク、とても楽しいので、子供たちは勉強ではなく遊び感覚ですいすいとこなしてしまいます。
また、すごいところは、問題を解くだけでなく、「問題を作る」取り組みがあるということ。
自分で考えることを大事にしているワンダーボックスならではだなぁと思います。
問題を作るのが難しい就学前の子供にもできるよう、シールなどをつかって作問に挑戦できます。
作った問題はアプリ連動でUPすることもでき、他の子供が作った作品を見ることもできます。
とても楽しく取り組めるワークです。
②ペーパーコンテンツの口コミ
2020年度は、ペーパーコンテンツとして、ビックペーパーという、その名の通り「大きな紙」が届いていました。(笑)
両面カラー印刷されていて、片側が迷路などになっており、反対側が後述のトイで遊んだりするときに広げて合わせて使うシートになっています。
上の写真は8月号のビッグペーパーでしたが、点をつなぐと夏の星座(白鳥座、わし座、こと座)が出てきて、星座図鑑を引っ張り出してくる良いきっかけになりました。そういった仕掛けがたくさんあるのでとてもうれしいです。
これまで届いたビックペーパーの一部たちはこんな感じです。
小学生の娘
あっ、今月号届いたの!?コレやっていい!?わぁ~キレイ!
とまぁこんな感じで、我が家では、ワンダーボックスが届くと、まずボックスを開けてビックペーパーを広げて、迷路などに取り組むことが多いです。
こどもが大好きな迷路はもちろん、ナゾトキ、絵探しがあったり、トイ教材と併せて遊んだり、作品を飾ったり…季節感もありますし、とにかく色んなパターンがあり、まったく飽きませんでした。
このビックペーパーもとても楽しいのですが、2021年度からはこれが「ペーパーコンテンツ」として生まれ変わります。
これまで、年中~小4まで同一コンテンツだったものが、年代別に分かれ、さらにたくさん遊べる内容に進化するようです。
これはこれでめちゃくちゃ楽しみ…。
③トイ教材の口コミ
そして、毎月のお楽しみトイ。
知育玩具といっても良いかもしれません。
トイは厳選されたあまりかさばらないものが届くので、家のスペースやお片付け的にも助かります。
最近の1・2月の「カラコロキューブ」はこんな感じでした↓
アプリ連動で家族で楽しく遊ぶことができます。
こちらは特に図形感覚の養成にめちゃくちゃ良いトイで、知育好きママとしてもテンションUPでした。
これってただの積み木じゃない?と思われるかもしれませんが、やってみると、これがめちゃくちゃ楽しいんですよ。
色んな形をつくったりして遊べるのはもちろん、キューブを使ったナゾトキミッション「キューブクエスト」なんていうのもできて子供はとっても喜ぶんです。
アプリ連動で楽しさマシマシです。
ちなみに4月は「ギア」がテーマの教材が届く予定です。
④お届けBOXの口コミ
上記①~③の教材がBOXにいれて送られてきますが、なんとそのBOX、そのまま捨てるのではなく遊ぶことができます。
最初に箱を開いた瞬間に、箱の裏にナゾが用意されています。
そのナゾの答えがアプリにカギになっており、答えを入力すると、その月のアプリの教材が開放されるという仕組み。
更にそれだけでなく、工作にも使えるよう印刷がされていたり、自分でナゾトキを作ってみる問題があったりします。
届いた瞬間から、このワクワクしてしまいそうな仕掛け、なかなかやるなぁ~と思います。
ワンダーボックスのアプリ内容&口コミ
さて、実際に届く教材の他にメインとなるのが、アプリです。
毎月8~10のアプリが届きます。
いったいどのようなアプリが配信されるのか・・とても気になりますよね。
ここでは我が子が好きなコンテンツを3つピックアップしてみました。
①シンクシンクプラスの口コミ
「シンクシンク」アプリをご存じの方も多いと思います。
シンクシンクはワンダーボックスを作る会社が提供しているアプリ。
なんとその内容がワンダーボックスにもパワーアップして入っています。
シンクシンク有料版は最高額で980円しますので、その内容がまるっと遊べるのはとてもありがたいと思います。
問題は毎月変わり、「図形」「迷路」「数」などをバランスよく出題してくれます。
子供たちが大好きなコンテンツです。
②そっくりさがしの口コミ
次は家族で楽しんでいるのがこちらのそっくり探し。
以下の写真の共通点、見つけられますか??
結構大人でも難しいですよね!
どんな回答でも基本的には点数がもらえますが、ボーナスワードを当てられると200~600点がもらえて、バッチが増えていくしくみ。
いつも家族みんなで挑戦しているのですが・・・実は全問ボーナスワードをあけられたことがありません!
難しいけどそこがまた楽しいです。
「共通点をみつける」「考えたことを言葉にする」といった力も身に付きそうです。
③コードクラフターズの口コミ
コードクラフターズでは、プログラミングの基本を学べるだけでなく、それを使って自由に何かを作ったり、表現したりすることができます。
ワンダーボックスのデメリットを口コミ!
さて、ここまでワンダーボックスの内容を見てきました。
我が家では、子供も私も本当に大好きな教材です。
しかし、気になるのがデメリット(悪いところはないの??)ということだと思います。
そこで、私の考えるデメリットは3つについてお話しておきます。ワンダーボックスのデメリット
- 文字や計算など、学校で学ぶ内容とは違う
- 毎月コンテンツが変わり、やりきれない
- コンテンツに子供の好き嫌いがある
- 子供がハマりすぎる(中毒性アリ)
デメリットの口コミ①「文字や計算はナシ!学校で学ぶ内容とは全く違う」
ワンダーボックスのデメリットの1つ目は、学校で習うような内容ではないということです。
文字や計算など、学校で習うような基礎的な内容をメインで、できるようにさせたいと考えているご家庭には、合わないのでやめた方が良いと思います。
ただし、コンテンツの中で文字や数を扱うことはあります。
自分で共通点を言葉を考え言語化し、入力します。
最初はまったくひらがな入力ができず、フォロー必須だった息子も、少しずつ自分で入れられるように。
ただし、あくまでワンダーボックスはSTEAM教育を基本とし、楽しみながら思考力や表現力を身に着けていくような教材です。
なお、計算については、一部の思考力教材において多少含まれている程度ですが、図形問題は豊富です。
ただし、これも学校で習うのとはちょっと違いますね。
とにかく頭をよく使い、楽しみながら能力を上げるようなコンテンツです。
デメリットの口コミ②「毎月コンテンツが変わり、やりきれない」
ワンダーボックスのアプリは、毎月コンテンツが変わります。
25日~5日の間の好きなタイミングでその月のコンテンツに変更することができます。
(例)1月の場合、12月25日~1月5日の好きな時に12月号→1月号コンテンツに更新ができます。
6日を超えると自動で1月号に更新されます。
で、結構コンテンツの内容がガラッと変わるんですね。
子供がお気に入りだったコンテンツがなくなってしまうことも正直あります。
また、コンテンツがかなり盛沢山なので、毎月全てをしっかりやりきることができないケースも出てくると思います。
これについては、ワンダーラボも以下のように回答しています。
ワンダーボックスでは、教材の幅広さと深さの両方を大切にしています。
「全部やる」ことが前提の教材ではないため、ぜひお気軽に「全部やらなくていい」という心持で取り組んでいただければと思います。ワンダーボックス開発チームとしては、「全部やりきる必要はないけれども、多くのご家庭で、全部やろうと思えば一通り無理なくやれる分量」を目指しています。
部分引用:WeThink 保護者の質問に答えます
お気に入りのコンテンツが変わってしまったり、全部やりきれなくなると「もったいない」と思ってしまうこともありますが、毎月コンテンツが変わることで、新鮮さが保たれ、子供もいつまでも飽きずにわくわくしながら取り組めるのだなぁとも思っています。
我が家の場合ですが、必ず子供が好きだと思えるコンテンツは毎月何かしら入っていますし、どちらかというと「新しいの早くやりたい!」という気持ちが強い子供たちなので、逆に助かったりもしているのが正直なところです。
デメリットの口コミ③「コンテンツによって子供の好き嫌いがある」
たくさんのコンテンツが入っているワンダーボックスですが、正直「よくやるコンテンツ」とあまりやらないコンテンツがあります…。
例えば、1月から新登場となった「テクロンのひみつのけんきゅうじょ」は、風をテーマに自由にコンテンツを作ったり、試行錯誤してミッションをクリアしていくコンテンツですが、息子が大ハマり。
というか、むしろやりすぎて困っています(汗)
一方で、我が家では正直あまり人気がないのが「ミッションハンター」
ボスの出すミッションを家の中から探し出し、写真を撮ってボスに報告するという一見楽しそうなコンテンツなのですが、なぜか我が子にはハマりませんでした。
これも、先ほど同様、全部やりきる必要はないと割り切って、子供が楽しめるように取り組んでいくのがいいのかなと思います。
大抵、親目線でこれはやってほしいなぁというコンテンツは、子供もやってくれるので大丈夫だと思います。
デメリットの口コミ④「子供がハマりすぎる」
先ほども息子がコンテンツにハマっていると書きました。
「中毒性がある」というとちょっと怖いように思うかもしれませんが、タブレット教材ということもあり、ゲーム感覚で楽しめるので子供がやりたがりすぎて困る…ということはあるかもしれません。
特に届いて最初のうちは目新しさもあり、子供は積極的にやりたがると思います。
そういう時は必ず、時間制限をかけておくことをオススメします。
1日の最長プレイ時間と、何分おきかに休憩するための時間を保護者用の画面で設定することができます。
子供毎に設定できますよ!
休憩中となるとこんな画面が出てきて、この間にちょっと水分補給したり、トイレに行ったりすることもできます。
朝プレイして、残りは帰ってからやろうという目安にもなります。
正直、ワンダーボックスはめちゃくちゃ楽しいので、特に最初はやりたがって大変…かもしれませんが、そういうルールであると徹底しておけば、自然と時間になるとやめるようになりました。
ワンダーボックス(Wonderbox)がおすすめな人
ワンダーボックスは
- 基礎科目がない
- ハテニャンのパズルノートは難しい
- アプリやキットは楽しく知育できる
このような知育特化の珍しい教材です。
従って
基礎科目がある程度できる子
夢中になりがちな子
プログラミングやIQを鍛えたい人
こんな人にはぴったりの教材です。
基礎科目が全然できなくて困ってる!
という人は他の教材からでもOKです♪
夢中になって取り組んでくれれば
圧倒的に【 賢い子供 】に育てられます。
それぐらい質の高い知育教材だと感じています。